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1、2000年にわたる大陸との関連の中でこの列島の姿を検証しました。
  
この列島の古代史を考える上で、大陸との関係を抜きにその姿を求める事はできま
 せん。また、わが国には、その時代におけるこの列島の姿を記す文献は残されていま
 せん。唯一 、万葉集にその片鱗を見ることはできますが、史実を記したような文献は
 ありません。したがって、中国の史書に頼らざるを得ません。しかし、その史書も、必ず
 しも正確に書き記しているとも言えない部分がありますので、よく吟味する必要があり
 ます。


2、古事記・日本書紀・万葉集、中国の史書といった文献や、正倉院の
宝物・神社・ 古墳など、そういった今に残る数多くの遺産も検証しました。

  
古事記・日本書紀には、史実と大きくかけ離れた記述がありますが、そういったとこ
 ろも含めまして、どうしてそのように描こうとしたのかという視点で検証しました。正倉院
 には1万点にもおよぶ宝物がなぜ残されたのか、神社や古墳にはどういった歴史がそ
 こには残されているのか。等々、現時点における認識の到達点に立っての検証です。


3、歴史の大きな流れの中で検証しています。

  
ひとつひとつの事象を、大きな歴史の流れの中で把握するようにしています。どうして
 もその事象にのめり込んでしまいますが、大きな流れの中で考えますと、その理解が容
 易くなるといったこともあります。その歴史の流れの中で、万葉集の歌の持つ意味を探り
 ました。

4、通説にこだわることなく、検証しています。

  
わが国の歴史認識は、未だに古事記・日本書紀が基本とされているため、様々な歴
 史的事象や遺産がその記紀の範囲内に制限されている場合が数多く見られます。した
 がって、そういった通説にこだわることなく、古代史の謎の解明に心がけました。ですか
 ら、その通説とは大きくかけ離れた解釈をせざるを得ない場合も多々出てきます。しかし、
 その記紀認識を乗り越えなければ、わが国の古代史解明は有り得ないと考えております。


5、古代史初心者の方々にも分かりやすくしております。

  
この書は、中国の史書や万葉集の原文なども取り入れていますが、できるだけ、どな
 たにでもお読みいただけるように心がけています。古代史に関心のある方であれば、そ
 の入門者であっても、歴史の専門家であっても、ぜひ一度お読みいただきたいと切に願
 うものであります。


6、このサイト上で交流もできます。

  この書をお読みいただいて、いろいろとご意見のある方もあろうかと存じます。
  当『みんなで古代史を考える会』は、特定の歴史認識にとらわれることなく、それぞれ
 の皆様が意見交換をする場であります。したがいまして、この書の内容に共感された方
 々を始め、反論したい方も含めて、このサイト上に掲示板もございます、ぜひともそのご
感想をお寄せください。
 みんなでわが国の古代史を考えましょう。
 そして、それは、今を解明することにもつながります。
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タイトルイメージ

B6 150頁

『万葉集に秘められた出雲王朝』

『目次』、および一部紹介
内容紹介ー主な特徴

みんなで古代史を考える会 西山恒之

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邪馬台国発見